好きな人のLINE(ライン)を追加したけど、最初になんて送ったらいいのか分からない。こんな風に思ったことはないですか?
最初のLINEで相手に好印象を与えることができれば、好きな人と付き合うための第一歩を踏み出すことができます。
最初に送るLINEで困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
好印象を与える最初のLINEの送り方
最初の文章は敬語で送る

最初の文章を敬語で送ると、相手に「この人は丁寧で礼儀正しい人なんだな」という好印象を与えることができます。
皆さんは初頭効果を知っていますか?
初頭効果とは、最初に与えられた情報が後の判断に影響を与える心理効果のことです。
2つの文章の内容は全く同じですが、形容詞の並び方に違いがあります。
A:明るい、正直、頼もしい、用心深い、短気、嫉妬深い
B:嫉妬深い、短気、用心深い、頼もしい、正直、明るい
Aはポジティブな形容詞が先に、Bはネガティブな形容詞が先に並べられています。
実験の結果、Aを読んだ人は比較的ポジティブな印象を持つ傾向が見られ、Bを読んだ人は比較的ネガティブな印象を持つ傾向が見られました。
つまり、相手に初めてLINEを送るとき、最初の文章はあなたの印象に大きな影響を与えるということが分かったのです。
そのため、最初の文章は敬語で送るようにしましょう。そうすることで、相手に「この人は礼儀正しい人なんだな」という好印象を与えることができます。
最後の文章は敬語で送る
最後の文章を敬語で送ると、相手に「この人は丁寧で礼儀正しい人なんだな」という好印象を与えることができます。
皆さんは親近効果を知っていますか?
親近効果とは、初頭効果とは逆に最後に与えられた情報が後の判断に影響を与える心理効果のことです。
例えば、ディズニーランドに行くとアトラクションに乗るために数時間待たされたことはありませんか?
しかし、家に帰るときには待ち時間の苦痛を忘れて「楽しかったからまた行きたいな」と感じたのではないでしょうか?
これは親近効果が働き、長い待ち時間よりもその後に乗ったアトラクションの印象が強く残っているのです。
証言は弁護側と検事側にそれぞれ6つずつ用意され、AとBの2通りの順番で模擬裁判は進められました。
A:弁護側と証言側は交互にそれぞれ2つずつ証言し、それを3回繰り返す。
B:片方が6つの証言をし終わったら、もう片方が6つの証言をする。
実験の結果、AとBどちらのパターンでも最後に証言をした側が模擬裁判に勝利しました。
この実験から、人は物事を判断するとき一番最後の情報に強く影響されることが証明されました。
そのため、最後の文章は敬語で送るようにしましょう。「最初の文章は敬語で送る」と同様に、相手に「この人は礼儀正しい人なんだな」という好印象を与えることができます。
真ん中の文章はタメ語で送る

これまで「最初の文章は敬語で送る」「最後の文章は敬語で送る」と説明しましたが、「それなら全部敬語で送ったらいいのでは?」と思った方もいるのではないでしょうか?
しかし、すべて敬語で送るのは良くありません。すべて敬語で送ってしまうと相手との距離を取りすぎてしまい、相手が心を開いて接しづらくなってしまうからです。
そのため、真ん中の文章はタメ語で送るようにしましょう。タメ語の文章を送ることで、相手があなたに心を開いて接する余地を残すことができます。
これまでの説明をまとめると、最初のLINEは「敬語→タメ語→敬語」の順番で送ると相手に好印象を与えることができるのです。
ちなみに、すべてタメ語で送るのも良くありません。
すべてタメ語で送ってしまうと相手にストレスを感じさせてしまうからです。年下や同い年であっても、すべてタメ語で送るのはリスクが大きいです。
人にはある一定の範囲内に信頼していない人がいるとストレスを感じる、パーソナルスペースというものがあります。これと同じものが心にもあるため、すべてタメ語で送ってしまうと相手にストレスを与えてしまうのです。
最初のLINEの具体例
上記では「最初の文章は敬語で送る」「最後の文章は敬語で送る」「真ん中の文章はタメ語で送る」と解説しました。
つまり「敬語→タメ語→敬語」の順番で送るのが、相手に好印象を与える最初のLINEの送り方です。
具体例としては、

まなさん、同じクラスのせらくんです!
勝手に追加してごめんね
これから1年間よろしくお願いしますー



ぜんぜん大丈夫だよー
うん!よろしくね
こんな感じです。「敬語→タメ語→敬語」の順番で送ることで、相手に違和感を感じさせることなく、好印象を与えながらLINEを始めることができます。
他にも具体例を挙げておきます。



追加しました、せらくんです
まなさん今日はありがとう、めっちゃ楽しかった!
また行きましょう~



こちらこそ楽しかったよ!
うん、いこいこ!
最初のLINEを送った後の自然なLINEの送り方


「好印象を与える最初のLINEは分かったけど、その後にどう話を続けたらいいのか分からない」と思った方もいるのではないでしょうか?
初めてのLINEを送った後に相手と話を続けるのは、意外と難しいですよね。
最初のLINEを送った後の自然なLINEの送り方は、相手の興味や関心がある話題を切り出すことです。
例えば、あなたが友達から自分の興味や関心がある話題を切り出されると、つい楽しくなって長く話してしまったことはないですか?
誰でも自分の興味や関心がある話題を切り出されると、たくさん話したいと思いますよね。
しかしここで、「相手の興味や関心があることを知らないから難しいな」と思った方もいるのではないでしょうか?
それは、相手のSNSのプロフィールや投稿を確認することです。
相手の興味や関心があることは、SNSのプロフィールや投稿から簡単に推測することができますよね。
例えば、相手がカフェの投稿をたくさんしていたら、



まなさん、来週友達とカフェ行くんだけどおすすめのカフェ知らない?



知ってる!
西荻窪にあるサテンジャパニーズティーってカフェめっちゃおすすめだよ!
こんな感じで自然に話を切り出すことができます。
ここで注意点があります。相手の興味や関心があることを調べたことは、相手に言ってはいけません。
上記の例に合わせると、「まなさん、インスタの投稿見たけどカフェとかよく行くの?」などと言ってはいけません。
これを言ってしまうと、相手とたまたま話が合って盛り上がったという運命感が無くなってしまいます。
たまたま、相手の興味や関心があることの話題を切り出したと思わせることが大切なのです。そうすることで、相手に好印象を与えることができます。
もし仮に、相手のSNSのプロフィールや投稿から何も情報が得られなかった場合は、相手が好きそうなものを決めつけてLINEを送ってみてください。
具体例としては、



まなさんってたぶんカフェ好きだよね?



えーぜんぜんだよ笑
どうして?



なんかカフェで勉強してそうなイメージある!笑
まなさんは普段どこで勉強してるの?
こんな感じです。もし仮に決めつけたものが相手の好きなものではなかったとしても、相手がどうしてそう思ったのかを聞くため、話を続けることができます。
この「決めつける」というテクニックは、相手を自然に褒めることで好印象を与えることができます。以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください!


ここで、相手が好きそうなものを決めつけて送ってみることも難しい場合は、以下のようにLINEを送ってみてください。



まなさん最近ハマってるものとかってある?
こう聞くと、自然に話を切り出すことができます。相手の興味や関心があることについて何も手掛かりがない場合は、ぜひ使ってみてください。
以下の記事では、好きな人との会話を続ける方法について解説しています。LINEでも使えるテクニックを紹介しているので、ぜひ読んでみてください!


【まとめ】最初のLINEは「敬語→タメ語→敬語」の順番で送る
好印象を与える最初のLINEの送り方を紹介しました!
好きな人のLINEを追加したくてもなかなか勇気が出なかったり、なんて送ればいいのか分からなかったりすることってありますよね。
ぜひこの記事を参考に、好きな人のLINEを追加してみてください。そして、「敬語→タメ語→敬語」の順番で最初のLINEを送ってみてください。相手に好印象を与えることは間違いないです!